<連載第三回>V系バンドレビュー〜DIAURA編〜
みなさんこんにちは。しおんです。記事の更新が遅くなって申し訳ありません。
さて今回はこの連載も三回目ということで、前回前々回と超有名(界隈内)バンドを紹介させていただいたので今回はちょっとマイナーな今ドキのV系バンド、DIAURAを紹介させていただきます。紹介といっても私自身、最近このバンドにハマりだしまして全然知らないのでおすすめの曲があったりしましたらどんどんコメント欄、私のTwitterにじゃんじゃん送ってください(笑)
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DIAURAとは
DIAURAは2010年にボーカルのyo-kaとギターの佳衣が中心となって結成されました。
このV系あるあるをぶち込んだビジュアル、たまらんですよね!!
コンセプトは「独裁」でファンは「愚民」と呼ばれるのが特長です。私自身VJSの三日目に参戦してDIAURAを生で見たのですが、愚民って呼ばれてゾクゾクしちゃいました(笑)。
バンドメンバー自体が90年代V系バンドから大きな影響を受けていて四天王世代の方が聴いたら思わずニヤリとすること間違い無いです。というのもyo-kaがpierrot、佳衣がLaputa、ドラムの達也がLUNA SEAからそれぞれ影響を受けていてまさにパーフェクトセルといったところでしょうか(笑)。
yo-kaの歌い方を注意深く聴いているとやはりキリト(pierrot)を意識しているのがよくわかります。ライブでのくねくねした動きとかもそっくりで思わずにやけてしまいました。
先ほども書いたように他のメンバーもいろんなV系の影響を受けているんですが、丸パクリするのではなく今のV系シーンにあった曲を作っています。
ですが、このV系シーンにあった曲を作っているということは言い換えれば昔のトップにいたバンドに比べて特長がないということでもあります。まあこれはネオV系ブームから始まったV系の衰退にともなって寂しいことではありますが仕方ないでしょう。
そもそも第一次V系ブームが終わり、V系というものが「化粧をしていて、暗い世界観の曲をねっとりとした声で歌う」と定義付けられてしまったの衰退のそもそもの原因だと思います。元々V系というのは自分たちの音楽を自分たちにしかない表現方法で表すために独特なメイクをしていたのに、その「独特」が定義付けられてしまったら当然市場に出てくるバンドはみな似通ってしまいます。私自身としてはそういった風潮がなくなって、昔のような個性あふれるバンドが出てくれるのを祈っています。
話がそれてすいません。それではDIAURAの楽曲について紹介していきたいます。
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楽曲について
DIAURAは先ほども少し書きましたが90年代V系バンドの影響を大きく受けているのが特長です。ダークな世界観、ディストーションのかかったギター、メタル調のフレーズといったベーシックなV系バンドです。そのDIAURAの曲を最近聴き始めたにわかの私が二曲厳選していい曲を選んだのでみなさん聴いてみてください。
- メナス
この曲を初めて聴いた時、とにかくイントロのベースがエロいなと思いました。ベースがエロい曲はいい曲ですこれ絶対。あと曲自体がとてもリズミカルで聴いててテンションがあがるのも好きなところです。歌詞自体は厨二病こじらせた感あって別に印象に残ったりはしてないんですけど、yo-kaの髪型がイナズマの時のhakuei(penicillin)に似てるなあって思いました。
下に貼っておくのでみなさん是非聴いてみてください。pv序盤のデジタルな感じの演出がps4のbf4の戦車の画面みたいなのはすごく笑いました。
- 赤い虚像
この曲はとにかくテンションが上がります。アドレナリンがドバーッと出て気持ちがいいです(笑)。イントロのデスボとヘドバンしてくれと言ってるようなギター、ほんとに最高です。メナスと同じように歌詞は産廃みたいなもんですけどライブで聴いたらとても盛り上がること間違いなしです。
動画を貼っておくのでみなさん是非聴いてみてください。Dirとか聴いてた方々ならハマること間違いなしです。
いかがだったでしょうか。
今回はDIAURAを紹介させていただきました。
それでは、この辺で