しおんの独り言

東京の田舎の方に住んでる高校生。趣味や思ったあれこれについて書き留めていきます。

<連載第四回>V系バンドレビュー〜hide編〜

みなさんこんにちは。しおんです。最近更新が不定期になってしまい申し訳ありません。というのも、ここ一週間テスト期間で思うように執筆時間が取れませんでした。お兄さん許して!

さて、今回紹介するバンドは私が一番尊敬しているhideです。バンドというかアーティストですね(笑)。

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  • hideについて

hideは1989年にデビューしたXのギタリストです。彼の才能はギターだけに留まらず、歌、ファッションにおいてとても先見性のあるアーティストでした。そして何よりV系というジャンルを作ったのもhideです。「V系」という言葉はXのアルバムBLUE BLOODのキャッチコピー「PSYCHEDELIC VIOLENCE CRIME OF VISUAL SHOCK」から来ています。そしてhideがLUNA SEAYOSHIKIGLAYを世に送り出しV系というジャンルが確立されました。その後V系は音楽シーンにおいて市民権を得ましたが、hideの作る楽曲はV系のメジャーシーンの曲とは一味も二味も違う楽曲でした。

 

  • hideの楽曲について

hideの作る音楽はとても多様性に富んでいて一言で説明するのは難しいです。Xでの彼の作った音楽を見ていくと、YOSHIKIがドロッドロのメンヘラな曲を作っていたのに対し、彼はCELEBRATHIONやJokerのようなポップなロックンロールを作っていました。Xの魅力はYOSHIKIのナルシズムとhideのファンキーさが融合していたから魅力があるんだと私は思います。

そんな彼は1994年、EYES LOVE YOUと50%50%でソロデビューします。この二曲の作詞をしたのが氷室京介ドラゴンボールZの歌で有名な森雪之丞です。いっぱいおっぱいとかいざ進めやキッチンとか言ってる人がhideの曲を手がけてるなんて驚きですよね(笑)

それではhideのおすすめの曲を2曲紹介していきたいと思います。

 

  • honey blade

この曲は1stアルバム HIDE YOUR FACEに収録されている1曲です。妖艶なメロディに艶やかであり、そして狂気的な歌声。Xでのお茶目な彼からは想像もできない1曲です。曲のテーマが「近親相姦」というこれまたキッツイテーマで父が娘をレイプして自殺するっていう曲です。いやマジなんですよこれ。この曲の途中にhideの語りがあるんですが、「14回目の夏、君を壊した」っていう部分がレイプしたっていう意味になっています。そして曲の最後の「今は 写真の君を見つめ 冷たいGUN額にあてて 銃爪(ひきがね)を… 今… 」っていうとこが事後に自殺したっていう意味です。

時々覗かせるこういったダークな一面もhideの魅力ですね。

曲を貼っておくので是非聴いてみてください。

youtu.be

 

  • ROCKET DIVE

この曲は1998年にhide with Spread Beaver名義でリリースされた1曲です。X JAPANが解散した翌朝の朝刊に大々的に広告が載ったのは有名な界隈内では有名な話です(笑)。この曲は三部作で、ROCKET DIVE〜ピンクスパイダー〜ever freeで一つの作品になっているのが特長です。ROCKET DIVEで元気出して頑張れよってエールを送って、ピンクスパイダーでそんなに甘くないって現実に叩きつけてever freeではでもがんばっていこうって励ましています。センチメンタルな時にこの3つを聴くととても自分について考えさせられます。

曲についてみていくとこの曲のイントロがkissのrocket rideのまんまっていうのが分かります。曲名から見て分かる通りROCKET DIVEという曲はkissのrocket rideのオマージュなんですね。ギターを始めたキッカケがkissでspread beaverになった第一弾の曲もkissというところからhideがいかにkissを愛していたかっていうのが分かります。

それでは、曲を貼っておくので是非聴いてみてください。ギターソロのスクワットのようなダンスがとても可愛いです(笑)

youtu.be

 

いかがだったでしょうか。今回は一番好きなアーティストということもあって、文章がなかなかまとまらず苦労しました(笑)

それでは、この辺で